Visual Studio 2010 で OmegaChart(オメガチャート)のソースコードをビルドする

Visual Studio 2010 で OmegaChart(オメガチャート)のソースコードをビルドする方法をまとめた。
ここでは Visual Studio 2010 Professional と Windows7 64bitで試した時の方法を記す。
Visual Studio 2010 Express と Windows8 32bit の組み合わせでも可能だった。
Visual Studio 2010 Express と 64bit で可能かは不明だ。


OmegaChart(オメガチャート)のソースコードを入手する

OmegaChart(オメガチャート)のソースコード、例えば OmegaChart184_src.tar.tar等を自力で入手する。
tarは圧縮ファイルなので解凍する。


Visual Studio 2010 でソリューション(.sln)ファイルを開く

解凍後のファイルにソリューションファイル(zanetti.sln)があるので、Visual Studio 2010 で開く。
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Visual Studio 変換ウィザードが開くので「次へ」を選択する。
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バックアップの作成は必要なければ「いいえ」をチェックして、「次へ」を選択する。
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「完了」を選択する。
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DotNetMagic2005.dll grammatica-1.4.dll の参照設定

DotNetMagic2005.dll grammatica-1.4.dll が参照されていないので、設定する必要があります。
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OmegaChart(オメガチャート)をインストールしていれば、インストール先のフォルダにあります。
なければ何とか入手する必要ある。
メニューバーの「プロジェクト > 参照の追加」を選択します。
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DotNetMagic2005.dll grammatica-1.4.dll の2つのファイルを選択して「OK」をクリックする。
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DotNetMagic2005.dll grammatica-1.4.dll の左横のアイコンが、以下のようになればいい。
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ビルドする

メニューバーの「ビルド > ソリューションのビルド」を選択するとビルドが開始されます。
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失敗 0 になればOK。
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実行前の準備

ソースコードが置いてある場所にあるフォルダextensionを
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ビルド後に作成されたOmegaChart.exeが置いてある場所 bin\Debug へコピーする。
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OmegaChart(オメガチャート)がインストールされたフォルダにある、data というフォルダと index.txtというファイルを
ビルド後に作成されたOmegaChart.exeが置いてある場所 bin\Debug へコピーする。
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実行する

デバッグ > デバッグ開始 を選択。
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OmegaChart(オメガチャート)が正常に起動すれば成功。
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「オブジェクト参照がオブジェクトインスタンスに設定されていません」と表示された場合

Windows7 64bit で試した場合、「オブジェクト参照がオブジェクトインスタンスに設定されていません」と表示された。
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ソリューションエクスプローラーのzanettiで右クリックで「プロパティ」選択する。
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ビルド > プラットフォームターゲット を x86 に変更してビルドしなおす。
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